フェアトレード北海道の目的
フェアトレード北海道は、フェアトレードを通じて、貧困格差、差別偏見のない平和で公正な社会を作ることを目指して活動する市民団体です。
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フェアトレードとは
フェアトレード北海道が考えるフェアトレード
フェアトレード北海道では、フェアトレードの原則を、国内の小規模農家、福祉作業所との取引にも適用されるべきものと考え、地域社会においてもモノの取引を通じて人と人の公正な関係が実現されるまちづくりを目指します。
北海道の地元商品とフェアトレード商品を融合した「フェアトレード+地産地消」の実現を目指します。
事業
- フェアトレードを通じたまちづくり
- フェアトレードフェスタinさっぽろやイベントの開催
- フェアトレードに関する情報発信・講師派遣
- 全国各地でフェアトレードに関わっている個人・団体とのネットワークづくり
- 法人の目的を達成するために必要な事業
誕生の経緯
2003年 「さっぽろフェアトレードフェスタ」開催。
道内初のフェアトレード商品専門店「これからや」とその想いに共鳴する人によって屋内で開催。
2007年 「フェアトレードフェスタinさっぽろ(フェアフェス)」大通公園にて野外開催
2008年 6月「札幌もフェアトレードタウンを目指そう」という運動の始まり
フェアフェスのステージで、東京のフェアトレード団体「ぐらするーつ」の鈴木隆二さんと「シャプラニール=市民による海外協力の会」の小松豊明さんをゲストに迎え、フェアフェス実行委員長の千徳あす香さんを交えて話し合いが行われた。
2008年 11月 拓殖大学の長坂先生を招いた講演会を開催
市議も一名が参加し、道議一名からもメッセージが寄せられる
2009年 6月 フェアフェスにて、再度話し合い
再び長坂先生、フェアトレードタウンを目指す運動をすでに2003年から始めていた熊本市の明石祥子さん(フェアトレードショップを経営)、東京の「ウィメンズショップ、パッチワーク」の長谷川輝美さん、神戸のAWEP(アジア女性プロジェクト)の森木和実さん、FTSN九州の沼倉有紗さんもゲストに来ていただき熱く語られる。多くの市民にフェアトレードの意義とフェアトレードタウン運動について伝えられた
2009年 10月 「フェアトレード北海道」 発足
フェアトレードを広める活動を、フェアフェスに限らず継続的に進め、札幌をフェアトレードタウンにすることを具体的な目標に掲げる。
活動紹介
・フェアフェスの開催
毎年約一万人の来場者。出展者は、フェアトレードショップやフェアトレードに関わる学生団体だけでなく、有機無農薬の野菜を売る店舗や、フェアトレードの素材を使った食材を提供するレストランやカフェ、不登校の子供たちを支援するフリースクールや障がい者支援団体、世界の児童労働禁止を訴える労働組合、そして先住民族アイヌの団体など、多様な団体が参加しています。ワークショップやステージパフォーマンスも行われ、賑わいます。(詳しいフェアフェス情報はコチラ)
・フリーペーパー「ザ・フェアビジョン」の発刊
2009年11月に創刊。以来、ほぼ毎月、札幌・北海道のフェアトレード情報を満載して印刷・発行。
2013年からフェアビジョン編集局として独立。
・地産地消との融合、チョコレートプロジェクト
北海道産の原料とフェアトレードのカカオ豆を使って北海道産のフェアトレードチョコレートを作る、いわゆる地産地消とフェアトレード融合。2011年2月、「カカオ豆から手作りするフェアトレードチョコレート」というワークショップを開催。
・フェアトレードに関する政見調査
2011年と15年4月の統一地方選挙に合わせて、FTSN北海道などと共に「北海道フェアトレード推進会議」という組織を立ち上げ、市長選候補者と市議選候補者を対象に、フェアトレードに関する政見調査を行う(政見調査に関するリンク)
・映画『ザ・トゥルー・コスト』の上映会を開催
2016年5月の世界フェアトレードデーには、発足間もない市民団体、さっぽろ市民シネマと協力して、開催。300名ほど来場。
・2019年 札幌市がフェアトレードタウンに認定されました
そのほかの活動はブログをチェック!
理事紹介
代表理事:萱野智篤
副代表理事:高見早苗
理事:中原由利子、伊藤好一
監事:佐藤雅一
(2017年11月現在)