フェアトレードに関する書籍やDVDの紹介
NEW
『フェアトレードタウン “誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり』渡辺龍也著 (新評論 2018年)
国内の「フェアトレードタウン運動」先進7地域がチャレンジする公正・共生・自律のまちづくりを紹介。
2018年出版。札幌市のフェアトレード運動に関しての章もあります。
入門編
① 『考えよう!やってみよう!フェアトレード』渡辺達也監修・著 こどもくらぶ編集 (彩流社2015年)
1 フェアトレードって何だろう?
2 フェアトレードが生まれた背景と歴史・現状
3 日本のフェアトレードの現状ときみにもできること
大人から子供まで、楽しみながら読めてフェアトレードの最新事情が分かる。
② 『信じられない「原価」買い物で世界を変えるための本』 メアリー・コルソン、ケイテイ・デッカー原著 こどもくらぶ編集 (講談社2015年)
1 ケイタイ・パソコン
2 おもちゃ
3 食べ物
私たちに身近な携帯・PC、おもちゃ、食べ物が原料が採取・加工され、商品化されるまでのサプライチェーンを明らかにし、フェアトレードが世界で必要とされる理由を考えさせてくれる。
③ 『日本のフェアトレード』長坂寿久編著(明石書店2008年)
フェアトレードの基礎知識と主なフェアトレード団体・ショップからの寄稿、品切れ中だが、最初の入門書にふさわしい。
④『世界と日本のフェアトレード市場』長坂寿久編著(明石書店2009年)
世界と日本のフェアトレード市場の規模とその特色を調査データから分析、日本のフェアトレードの進むべき方向についても提言、惜しくも品切れ中だが日本のFTを考えるうえで欠かせない1冊。
⑤『フェアトレード@Life』藤原千尋著(春秋社2007年)
お買い物をする消費者の立場からの親しみやすいフェアトレード入門書
⑥『世界に広がるフェアトレード-このチョコレートが安心な理由』清水正著 創成社2008年
新書版でフェアトレードの概要を説明。
⑦『フェアトレードを探しに』三浦史子著 スリーエーネットワーク(2008年)
フェアトレードをめぐる現場からの豊富なレポート、一読の価値あり、惜しくも品切れ中
⑧『フェアトレードで買う50の理由』 マイルズ・リトヴィーノフ、ジョン・メイドリー著 (青土社2007年)
イギリスのジャーナリストが展開したフェアトレード擁護論
⑨『フェアトレードとは何か』デイヴィッド・ランサム著(青土社2002)
雑誌に連載された記事を集めたもの。最近の状況を知ることができる。
中級編
⑩『フェアトレード学』渡辺龍也著(新評論2010年)
フェアトレードの歴史と直面する課題全般にアプローチした研究書。世界と日本の最新の動きもフォローして、フェアトレードの意義を捉えている。
⑪『フェアトレード-公正なる貿易を求めて』マイケル・バラット・ブラウン著 (新評論1998年)
原書出版は1993年だが、いまだにフェアトレードに関する基本的文献
⑫『これでわかるフェアトレードハンドブック』FLO他編(合同出版2008年)
世界の代表的フェアトレード団体ネットワークによるガイドブック。
⑬『フェアトレードの冒険』ニコ・ローツェン、フランツ・ヴァン・デル・ホフ著(日経BP社 2007年)
フェアトレード認証ラベルの草分けマックス・ハーベラーラベルの誕生物語。
⑭『貧しい人々のマニフェストーフェアトレードの思想』フランツ・ヴァン・デル・ホフ(創成社2016)
フェアトレード運動の父、労働司祭ヴァンデルホフの連帯経済としてのフェアトレード擁護論
⑮『フェアトレードを学ぶ人のために』佐藤寛 編著〈2011世界思想社〉
フェアトレードを多角的な視野から研究し、紹介した好著。
上級編
⑯『貧富・公正貿易・NGO』オックスファム・インターナショナル(2006新評論)
イギリスのNGOオックスファムの報告書、国際貿易体制の問題を知るのに最適
⑰『季刊at』オルター・トレード・ジャパン (1号から10号の各号、特に8号)
日本の代表的なフェアトレード団体ATJが発行している季刊の理論誌。考える糧となる論文を多数掲載。
⑱『フェアトレードー倫理的な消費が経済を変える』アレックス・ニコルズ、シャーロット・オパル(岩波書店2009年)
原初出版2005年、研究者と実務者による本格的研究所
⑲『農業を買い支える仕組み-フェアトレードと産消提携』辻村英之(太田出版2013年)
国内外の豊富な例から産消提携としての国内フェアトレードを提言