『フェアトレードタウン “誰も置き去りにしない”公正と共生のまちづくり』渡辺龍也著 (新評論 2018年)
国内の「フェアトレードタウン運動」先進7地域がチャレンジする公正・共生・自律のまちづくりを紹介しています。
札幌市も、第8章「フェアトレードタウン札幌を目指して」に掲載!
フェアトレード運動は当初、発展途上国の零細な生産者や労働者の人たちが一日も早く自立できるようフェアトレード製品を積極的に購入することに焦点を絞っていましたが、近年は、フェアトレード以外の「倫理的消費」も推奨したり、地産地消を推進したりと、その幅を広げています。
日本の運動はさらに、足元の社会にも目を向けて、誰もが居場所を持ち、生き生きと暮らすことのできる「公正と共生のまち」にしていこうと、環境、福祉、人権など、さまざまな分野の市民活動・運動との連携を推し進めています。
そのような日本国内における最新事例の紹介をしていきながら、未来に向けた「誰も置き去りにしない社会」の提案をする最新のフェアトレード必読本です。
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